採用情報

石井麻衣子
社員インタビュー

「アパレルを取り巻く環境について」

私が企画室長に就任した2019年は、老舗専門店の廃業や、地方百貨店の閉鎖の発表も続きました。
その原因の一部として主力と言われた婦人服の低迷も大きいと思います。
更に昨年10月の消費増税、暖冬、今年の新型コロナと将来への不安感から婦人衣料への購買意欲の低下の懸念があります。

しかしマーケットを見てみると全てのブランドが同じように厳しい状況かというとそうではありません。コロナ禍での生活スタイルが多様化する中消費者ニーズに沿った企画を提案しているメーカーは売れ筋も出ています。

消費者が服に求める機能や役割の変化を的確につかみ、ファッショントレンドとどう融合させサン・フェルメールとしてのオリジナリティを出してゆけるかを常に意識しています。

「サン・フェルメールが今後目指すもの」

マーケットではコロナ禍にあって「日常を快適にするための服」や「シンプルで機能性」などがキーワードとしてあげられています。当社は機能性・快適さにはこだわりながらファッションの本来持っている楽しいデザインを追求します。

日本の女性の2人に1人が50歳以上になるマーケットの中で「ライフスタイル志向の強い」大人の女性に向けた商品を企画提案してきました。
今の50代は数多くのブランドを経験してきた世代。世の中のトレンドはよく知っているが、程よく取り入れたさりげないおしゃれで、自宅で過ごす時も上質な服を着たい=コロナ禍にあってもリラックスでありながら都会的生活になじむ自分らしい素材やこだわりの服を求めていると思います。

自分らしい服を着たい。アウターやボトムの組み合わせ方で、外出着としても着てゆける重宝な(汎用性の高い)ものを求めている。 そんな服を提案してまいります。

 

St.VERMEER